何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、業務用ドライブから無作為に持ち出されたデータで、氏名、NHS番号、生年月日などを含む。検査結果の主データベースからは持ち出されていない。人数は公表されていないです。その後の対応と影響は、国家犯罪対策庁、国家サイバーセキュリティセンター、情報コミッショナー事務局(ICO)に連絡した。データの再公開を禁じる差止命令を取った。身代金は払っていない。2024年秋に全サービスを再開し、2025年11月に影響を受けた医療機関への通知を終えたです。
原因になったのは「検査委託先のシステムへのランサムウェア攻撃(侵入経路は特定できず)」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。
- 中心 直接の原因報道
ランサムウェア攻撃。同社の調査では、攻撃者がどこから侵入したかは特定できなかった。
- 1つ外側 流出した情報確定
業務用ドライブから無作為に持ち出されたデータで、氏名、NHS番号、生年月日などを含む。検査結果の主データベースからは持ち出されていない。人数は公表されていない。
- いちばん外側 その後の対応と影響確定
国家犯罪対策庁、国家サイバーセキュリティセンター、情報コミッショナー事務局(ICO)に連絡した。データの再公開を禁じる差止命令を取った。身代金は払っていない。2024年秋に全サービスを再開し、2025年11月に影響を受けた医療機関への通知を終えた。
なぜ起きたか
同社によると、攻撃者は業務用ドライブからデータを急いで無作為に持ち出した。侵入の経路は1年以上の調査でも特定できず、影響を受けた設備は入れ替えられた。
原因の種類は「ランサムウェア」です。データを暗号化して身代金を求める攻撃で、業務が止まった事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は19件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 2024年6月3日、同社がランサムウェア攻撃を受け、全ITシステムが影響を受けた
- 2024年6月4日、同社が攻撃を公表した
- 2024年6月20日、攻撃者が盗んだデータを公開し、同社は差止命令を取った
- 2024年秋、攻撃前に提供していた全サービスを再開した
- 2025年11月、データの分析を終え、影響を受けた医療機関への通知を終えた
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)検査結果などの主データ以外に、業務用の共有ドライブにも患者情報が置かれていないかを定期的に棚卸しし、置く必要のないデータを消しておけば、持ち出される量を減らせた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- 共有ドライブやファイルサーバーに個人情報を含むファイルがどれだけあるかを洗い出す
- 委託元の顧客ごとに、どのデータを預かっているかを特定できる台帳を作る
- 全システムが止まった場合に業務をどう続けるかを、委託元と一緒に手順にしておく
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
出典と更新の履歴
- Synnovis cyber update(Synnovis 公式の事案ページ)2024.06.04
- Synnovis Notifying UK Providers of Data Theft in 2024 Attack(GovInfoSecurity)2025.11.11
- NHS supplier ends probe into ransomware attack that contributed to patient death(The Register)2025.11.13