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No.00252025年5月29日 公表スウェーデン ストックホルムIT生成AIが関わった事故

AIでアプリを作るサービスで作られたアプリの一部で、データベースのアクセス制限が働かず、ログインしなくても利用者データを読み書きできた

流出した、またはおそれのある件数
人数は公表されていない(調べた1,645件のアプリのうち170件・303か所で読み書きできる状態)

研究者の報告では、メールアドレス、氏名、電話番号、支払いに関する情報、外部サービスのAPIキーなどが読める状態だった。1つのアプリでは約500人分のメールアドレスが読めた。人数の合計は公表されていない。

原因の種類
設定ミス

公開範囲やアクセスの設定を誤り、外から見える状態になった事故

同じ原因の事故(13件)
公表日
2025.05.29

スウェーデン ストックホルム IT

研究者が、このサービスで作られ公開されていたアプリ1,645件を調べ、170件の303か所で、ログインせずにデータベースを読み書きできることを確かめた。研究者は2025年5月29日に脆弱性(CVE-2025-48757)として公表した。運営会社は、アプリのデータを守る責任は各利用者にあるとして、この登録に異議を出している。

この記事の内容
1. 何が起きたか2. なぜ起きたか3. どうすれば防げたか4. 自社に同じ原因があるか出典と更新の履歴

何が起きたか

この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、研究者の報告では、メールアドレス、氏名、電話番号、支払いに関する情報、外部サービスのAPIキーなどが読める状態だった。1つのアプリでは約500人分のメールアドレスが読めた。人数の合計は公表されていないです。その後の対応と影響は、研究者は2025年3月21日に運営会社へ連絡し、4月14日に別の技術者が同じ問題を公に指摘した。運営会社は4月24日にアクセス制限の有無を調べる機能を出した。研究者は、その機能は制限の中身までは確かめないと指摘したです。

原因になったのは「AIで作ったアプリのデータベースで行単位のアクセス制限が無効」です。生成AIで作ったもの、または生成AIの使い方が事故に関わっています。

  1. 中心 直接の原因報道

    生成されたアプリのデータベースで、行単位のアクセス制限(Row Level Security)が無効または不十分だった。公開されているキーだけで、表を読み書きできた。

  2. 1つ外側 流出した情報報道

    研究者の報告では、メールアドレス、氏名、電話番号、支払いに関する情報、外部サービスのAPIキーなどが読める状態だった。1つのアプリでは約500人分のメールアドレスが読めた。人数の合計は公表されていない。

  3. いちばん外側 その後の対応と影響報道

    研究者は2025年3月21日に運営会社へ連絡し、4月14日に別の技術者が同じ問題を公に指摘した。運営会社は4月24日にアクセス制限の有無を調べる機能を出した。研究者は、その機能は制限の中身までは確かめないと指摘した。

(確定)は当事者が発表した内容、(報道)は報道にもとづく内容、(不明)は公表されていない内容です。

なぜ起きたか

研究者によると、このサービスが生成したアプリでは、データベースの表に行単位のアクセス制限がかかっていないか、内容が不十分なまま公開されていた。アプリに埋め込まれた公開用のキーを使えば、誰でも表を読み書きできた。運営会社は、各アプリのデータ保護は利用者の責任だという立場をとっている。

原因の種類は「設定ミス」です。公開範囲やアクセスの設定を誤り、外から見える状態になった事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は13件あります。

事故が起きてから公表されるまで

  1. 2025年3月20日、研究者が公開アプリで読み書きできる状態を見つけた
  2. 2025年3月21日、研究者が運営会社に連絡し、公開アプリ1,645件を調べた
  3. 2025年4月14日、別の技術者が同じ問題を公に投稿した
  4. 2025年4月24日、運営会社がアクセス制限の有無を調べる機能を出した
  5. 2025年5月29日、研究者がCVE-2025-48757として公表した

どうすれば防げたか

上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。

止められた可能性がある所(当社の見立て)

AIで作ったアプリを公開する前に、ログインしていない状態でデータベースの各表を読み書きできないかを試し、すべての表でアクセス制限が働いていることを確かめていれば、外部から読まれる状態を防げた可能性がある。

この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。

自社で確認する3つの手順

上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。

  1. AIや開発支援サービスで作り、公開しているアプリとサイトを一覧にする
  2. それぞれのデータベースで、すべての表に行単位のアクセス制限がかかっているかを確かめる
  3. ログインしていない状態で公開用キーを使い、データが読めないかを実際に試す

自社に同じ原因があるか

当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。

結果はこの画面にだけ表示されます。入力した内容は送信されません。

出典と更新の履歴

2025.05.29記事を掲載

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