何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、氏名、メールアドレス、電話番号、住所、応募の状況、チャットの記録。研究者は最大約6,400万件と報告し、会社は実際に取り出されたのは7件(個人情報を含むのは5件)としているです。その後の対応と影響は、連絡を受けた当日にアカウントを止め、APIを修正した。会社は責任を認め、セキュリティの連絡窓口とバグ報奨金の制度を設けると発表した。研究者以外の閲覧は確認されていないとしているです。
原因になったのは「テスト用管理アカウントの初期パスワード「123456」の放置」です。生成AIで作ったもの、または生成AIの使い方が事故に関わっています。
- 中心 直接の原因確定
2019年から使われていないテスト用管理アカウントが、古い基準のパスワードのまま残っていた。加えて、APIで他人の記録を読める不具合があった。
- 1つ外側 流出した情報確定
氏名、メールアドレス、電話番号、住所、応募の状況、チャットの記録。研究者は最大約6,400万件と報告し、会社は実際に取り出されたのは7件(個人情報を含むのは5件)としている。
- いちばん外側 その後の対応と影響確定
連絡を受けた当日にアカウントを止め、APIを修正した。会社は責任を認め、セキュリティの連絡窓口とバグ報奨金の制度を設けると発表した。研究者以外の閲覧は確認されていないとしている。
なぜ起きたか
会社によると、テスト用アカウントのパスワードは今の社内基準ができる前のもので、2019年から誰もログインしていなかったが、削除されずに残っていた。研究者によると、ログイン画面に多要素認証は無かった。
原因の種類は「設定ミス」です。公開範囲やアクセスの設定を誤り、外から見える状態になった事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は13件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 2019年以降、テスト用管理アカウントが使われずに残った。
- 2025年6月30日、研究者が「123456」でログインできることとAPIの不具合を見つけ、会社と外食チェーンに連絡した。
- 同日夜、そのパスワードでログインできなくなった。
- 2025年7月1日、会社が修正の完了を研究者に伝えた。
- 2025年7月9日、研究者の報告と会社の説明が公表された。
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)使っていないテスト用アカウントを定期的に洗い出して削除し、管理画面に多要素認証を必須にしていれば、ログインを防げた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- 外部に委託している採用やチャットのツールで、管理画面のアカウントを一覧で出してもらう。
- 1年以上ログインの無いアカウントとテスト用アカウントを止める。
- 管理画面に多要素認証が必須かを、ログインして確かめる。
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
出典と更新の履歴
- Responsible Security Update(Paradox.ai 公表文)2025.07.09
- McHire: 64 million job applications exposed(研究者 Ian Carroll の報告)2025.07.09