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No.00332025年8月20日 公表米国 ジョージアIT生成AIが関わった事故

米国の営業支援ソフトの会社で、AIチャット製品の連携用トークンが盗まれ、利用企業の顧客管理システムからデータが漏洩

流出した、またはおそれのある件数
件数の公表は無い(被害企業の一つは「数百のSalesforce環境」と説明)

利用企業の顧客管理システムに入っていた取引先、担当者、問い合わせ、商談の記録と、その中に書かれたアクセスキーやパスワード。件数は公表されていない。

原因の種類
委託先での事故

業務を任せていた会社のシステムで起きた事故

同じ原因の事故(40件)
公表日
2025.08.20

米国 ジョージア IT

攻撃者は2025年3月から6月に会社の開発用のコード保管アカウントに入り、AIチャット製品のクラウド環境から、利用企業の連携用トークンを取った。8月8日から18日にかけて、そのトークンで多くの企業の顧客管理システムに入り、データを書き出した。書き出したデータの中から、クラウドのアクセスキーやパスワードを探していた。

この記事の内容
1. 何が起きたか2. なぜ起きたか3. どうすれば防げたか4. 自社に同じ原因があるか出典と更新の履歴

何が起きたか

この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、利用企業の顧客管理システムに入っていた取引先、担当者、問い合わせ、商談の記録と、その中に書かれたアクセスキーやパスワード。件数は公表されていないです。その後の対応と影響は、8月20日、すべての連携用トークンを無効にした。顧客管理システムの提供会社はAIチャット製品の連携を止めた。会社は外部の調査会社と調べ、AIチャット製品を一時停止し、認証情報を入れ替えたです。

原因になったのは「AIチャットの連携用トークンの窃取」です。生成AIで作ったもの、または生成AIの使い方が事故に関わっています。

  1. 中心 直接の原因確定

    AIチャット製品のクラウド環境から、利用企業の連携用トークンが盗まれた。

  2. 1つ外側 流出した情報確定

    利用企業の顧客管理システムに入っていた取引先、担当者、問い合わせ、商談の記録と、その中に書かれたアクセスキーやパスワード。件数は公表されていない。

  3. いちばん外側 その後の対応と影響確定

    8月20日、すべての連携用トークンを無効にした。顧客管理システムの提供会社はAIチャット製品の連携を止めた。会社は外部の調査会社と調べ、AIチャット製品を一時停止し、認証情報を入れ替えた。

(確定)は当事者が発表した内容、(報道)は報道にもとづく内容、(不明)は公表されていない内容です。

なぜ起きたか

会社の調査によると、攻撃者は3月から6月に会社のコード保管アカウントに入り、AIチャット製品のクラウド環境に移って、利用企業の連携用トークンを取った。コード保管アカウントに最初にどう入ったかは公表されていない。

原因の種類は「委託先での事故」です。業務を任せていた会社のシステムで起きた事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は40件あります。

事故が起きてから公表されるまで

  1. 2025年3月〜6月、攻撃者が会社のコード保管アカウントに入った。
  2. その後、AIチャット製品のクラウド環境から利用企業の連携用トークンを取った。
  3. 2025年8月8日〜18日、トークンで多くの企業の顧客管理システムからデータを書き出した。
  4. 2025年8月20日、会社が公表し、すべての連携用トークンを無効にした。
  5. 2025年9月6日、会社が調査結果を公表した。

どうすれば防げたか

上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。

止められた可能性がある所(当社の見立て)

外部の連携アプリに渡す権限を必要な項目に絞り、顧客管理システムにパスワードやアクセスキーを書かない決まりがあれば、被害の範囲を小さくできた可能性がある。

この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。

自社で確認する3つの手順

上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。

  1. 顧客管理システムにつないでいる外部アプリと、その権限を一覧にする。
  2. 使っていない連携を外し、残す連携の接続元のIPアドレスを制限する。
  3. 顧客管理システムの記録の中に、パスワードやアクセスキーが書かれていないか検索する。

自社に同じ原因があるか

当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。

結果はこの画面にだけ表示されます。入力した内容は送信されません。

出典と更新の履歴

2025.08.20記事を掲載

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