何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、エージェントのAPI認証トークン約150万件、メールアドレス約3万5,000件、エージェントどうしの非公開メッセージ4,060件。メッセージの一部には他社のAIサービスの鍵が書かれていたです。その後の対応と影響は、調査会社の連絡から約3時間で、運営者がすべての表を保護した。調査会社は、確認のために取得したデータを消したとしているです。
原因になったのは「データベースの鍵がサイトのコードに載り、行ごとのアクセス制限が無かった」です。生成AIで作ったもの、または生成AIの使い方が事故に関わっています。
- 中心 直接の原因報道
サイトのコードにデータベースの鍵が書かれ、行ごとのアクセス制限が設定されていなかった。
- 1つ外側 流出した情報報道
エージェントのAPI認証トークン約150万件、メールアドレス約3万5,000件、エージェントどうしの非公開メッセージ4,060件。メッセージの一部には他社のAIサービスの鍵が書かれていた。
- いちばん外側 その後の対応と影響報道
調査会社の連絡から約3時間で、運営者がすべての表を保護した。調査会社は、確認のために取得したデータを消したとしている。
なぜ起きたか
調査会社によると、ブラウザに送られるコードにデータベースの鍵が書かれ、行ごとのアクセス制限が無かったため、その鍵で全体を読み書きできた。創業者はSNSで、サイトのコードを自分では1行も書いていないと述べた。
原因の種類は「設定ミス」です。公開範囲やアクセスの設定を誤り、外から見える状態になった事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は13件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 2026年1月31日、研究者の発見を報道機関が伝えた。
- 2026年1月31日〜2月1日、調査会社が運営者に連絡し、運営者が4回に分けて表を保護した。
- 2026年2月2日、調査会社が件数と経緯を公表した。
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)公開前に、ブラウザから見えるデータベースの鍵で何が読めるかを試し、表ごとにアクセス制限を設定していれば、露出を防げた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- AIで作ったサイトやアプリが使うデータベースの種類と鍵の置き場所を書き出す。
- ブラウザに送られるコードに含まれる鍵で、どの表が読めるかを試す。
- すべての表に行ごとのアクセス制限が設定されているかを管理画面で確かめる。
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
出典と更新の履歴
- Hacking Moltbook: The AI Social Network Any Human Can Control(Wiz)2026.02.02
- Exposed Moltbook Database Let Anyone Take Control of Any AI Agent on the Site(404 Media)2026.01.31
- Moltbookのデータベースが流出(GIGAZINE)2026.02.02