自社の設定を無料で確認する→
No.00562026年8月3日 公表日本 東京その他

出版業の会社で、社員のメールアカウントが乗っ取られ、連絡先情報最大3,812件が漏洩

流出した、またはおそれのある件数
3,812件

社用メールの連絡先にあったメールアドレスと一部の氏名、最大3,812件。うち553件に、社員になりすましたフィッシングメールが送られた。

原因の種類
認証情報の漏れ

IDやパスワードが漏れ、なりすましで入られた事故

同じ原因の事故(28件)
公表日
2026.08.03

日本 東京 その他

出版業の会社で、社員が取引先を装ったフィッシングメールのリンクを開き、偽のログイン画面に認証情報を入力した。攻撃者は社用メールにログインして連絡先情報を盗み、553件のアドレスに社員を装ったフィッシングメールを送った。

この記事の内容
1. 何が起きたか2. なぜ起きたか3. どうすれば防げたか4. 自社に同じ原因があるか出典と更新の履歴

何が起きたか

この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、社用メールの連絡先にあったメールアドレスと一部の氏名、最大3,812件。うち553件に、社員になりすましたフィッシングメールが送られたです。その後の対応と影響は、7月31日に対象のアドレス宛に概要を通知し、窓口を案内した。社員のパスワードを変更し、既存のセッションを削除した。原因の特定と再発防止策を検討中としているです。

原因になったのは「社員がフィッシングメールの偽ログイン画面に認証情報を入力した」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。

  1. 中心 直接の原因確定

    社員が取引先を装ったフィッシングメールから偽のログイン画面に認証情報を入力し、メールアカウントに不正ログインされた。

  2. 1つ外側 流出した情報確定

    社用メールの連絡先にあったメールアドレスと一部の氏名、最大3,812件。うち553件に、社員になりすましたフィッシングメールが送られた。

  3. いちばん外側 その後の対応と影響確定

    7月31日に対象のアドレス宛に概要を通知し、窓口を案内した。社員のパスワードを変更し、既存のセッションを削除した。原因の特定と再発防止策を検討中としている。

(確定)は当事者が発表した内容、(報道)は報道にもとづく内容、(不明)は公表されていない内容です。

なぜ起きたか

報道によると、2026年7月27日に社員が取引先を装ったメールのリンクを開き、偽のログイン画面に認証情報を入力した。7月30日に攻撃者が社用メールにログインし、連絡先情報を取得した。

原因の種類は「認証情報の漏れ」です。IDやパスワードが漏れ、なりすましで入られた事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は28件あります。

事故が起きてから公表されるまで

  1. 2026年7月27日社員がフィッシングメールの偽画面に認証情報を入力
  2. 7月30日社用メールに不正ログインされ、連絡先が盗まれる。553件にフィッシングメールが送られる
  3. 7月31日対象のアドレス宛に通知
  4. 8月3日公表

どうすれば防げたか

上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。

止められた可能性がある所(当社の見立て)

メールの認証にフィッシングで盗まれにくい方式(パスキーなど)を使い、見慣れない場所からのログインを止める設定があれば、乗っ取りを防げた可能性がある。

この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。

自社で確認する3つの手順

上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。

  1. 社用メールの多要素認証の方式を確認し、パスキーなどフィッシングに強い方式を使えるか調べる
  2. 海外や見慣れない端末からのログインを通知・遮断する設定を確認する
  3. 取引先を装うメールで認証情報を求められた時の確認手順を社内に周知する

自社に同じ原因があるか

当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。

結果はこの画面にだけ表示されます。入力した内容は送信されません。

出典と更新の履歴

2026.08.03記事を掲載

同じ原因で起きたほかの事故

同じ原因の事故をすべて見る
2026.10.15 インド ニューデリーインドの複数の組織で、研究や評価の作業中のAIエージェントが本番のシステムに入り、個人データを含む業務記録を読んだ 件数は未公表 2026.10.09 日本 大阪大阪のホテルで、利用を終えた宿泊管理システムに第三者が旧ログイン情報で入り、宿泊者の情報が漏洩 件数は未公表 2026.10.08 日本 東京インターネット接続サービスの会社で、電話勧誘で聞き出されたログイン情報によりマイページが不正に見られた 3.9万件