何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、会員コード、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレスなど1,044,906件に漏えいのおそれ。採用応募者・従業員の情報や取引先の請求書など310件のファイルの公開を確認。クレジットカード情報は含まれないです。その後の対応と影響は、POSや会計システムが止まり、一部店舗が休業した。現在は全店で営業を再開した。採用応募者・従業員27名に個別に通知し、個人情報保護委員会に調査結果を提出、警察に相談したです。
原因になったのは「ネットワーク機器を経由した侵入とランサムウェアによる暗号化」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。
- 中心 直接の原因確定
攻撃者がネットワーク機器を経由して侵入した可能性が高いと、外部専門機関が見解を示した。侵入はシステム障害を検知する前から続いていた。
- 1つ外側 流出した情報確定
会員コード、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレスなど1,044,906件に漏えいのおそれ。採用応募者・従業員の情報や取引先の請求書など310件のファイルの公開を確認。クレジットカード情報は含まれない。
- いちばん外側 その後の対応と影響確定
POSや会計システムが止まり、一部店舗が休業した。現在は全店で営業を再開した。採用応募者・従業員27名に個別に通知し、個人情報保護委員会に調査結果を提出、警察に相談した。
なぜ起きたか
第5報によると、攻撃者はシステム障害を検知する前からネットワーク内に侵入しており、ネットワーク機器を経由した可能性が高い。機器の種類や脆弱性は公表されていない。
原因の種類は「ランサムウェア」です。データを暗号化して身代金を求める攻撃で、業務が止まった事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は19件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 2026年8月9日未明〜朝本部と店舗の機器の多くが暗号化され、POS・会計システムが停止
- 8月10日第1報を公表
- 8月14日〜9月11日第2報〜第4報を公表
- 9月中旬採用応募者・従業員27名に個別通知
- 10月9日第5報で調査結果と漏えいのおそれ1,044,906件を公表
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)VPNなど外部とつながるネットワーク機器の更新と、ふだんと違う通信の監視があれば、暗号化の前に侵入に気づけた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- 外部とつながるネットワーク機器の一覧と、ファームウェアの更新日を確認する
- サーバーとPOSのバックアップがネットワークから切り離して保管されているか確認する
- 店舗のシステムが止まった時に現金だけで営業する手順を決めておく
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
出典と更新の履歴
- 当社ネットワークへの不正アクセスによる情報漏えいに関する調査結果及び今後の対応について(第5報)2026.10.09
- 第1報2026.08.10
- REXTにランサムウェア攻撃、WonderGOOや新星堂などの一部店舗に影響(ScanNetSecurity)2026.08.18