何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、従業員125件(氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、暗号化したマイナンバーなど)、取引先担当者11,587件(氏名、電話番号、メールアドレス)。外部送信の明確な痕跡は確認されていないです。その後の対応と影響は、全サーバーと端末をネットワークから切り離した。警察と個人情報保護委員会に報告し、ファイルサーバーをバックアップから復元した。ダークウェブの監視を外部に委託したです。
原因になったのは「攻撃者が管理者権限を不正に取得し、サーバーにランサムウェアを配布した」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。
- 中心 直接の原因確定
攻撃者が何らかの方法で管理者権限を不正に取得し、その権限でサーバー内のデータにランサムウェアを配布したと考えられる。侵入方法は公表されていない。
- 1つ外側 流出した情報確定
従業員125件(氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、暗号化したマイナンバーなど)、取引先担当者11,587件(氏名、電話番号、メールアドレス)。外部送信の明確な痕跡は確認されていない。
- いちばん外側 その後の対応と影響確定
全サーバーと端末をネットワークから切り離した。警察と個人情報保護委員会に報告し、ファイルサーバーをバックアップから復元した。ダークウェブの監視を外部に委託した。
なぜ起きたか
最終報によると、攻撃者は何らかの方法で管理者権限を取得し、その権限を使ってランサムウェアを配布した。権限を取得した手段は公表されていない。
原因の種類は「ランサムウェア」です。データを暗号化して身代金を求める攻撃で、業務が止まった事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は19件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 2026年8月10日サーバー上のファイルの暗号化を確認
- 8月13日第1弾のお知らせを公表
- その後対策本部を設置し、警察と個人情報保護委員会に報告
- 10月13日最終報で漏えいのおそれ11,712件を公表
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)管理者権限のアカウントを最小限に絞り、多要素認証と使用時の通知を設定していれば、権限を取られた時点で気づけた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- 管理者権限を持つアカウントの数と、使っている人を一覧にする
- 管理者アカウントに多要素認証が設定されているか確認する
- バックアップから何日で業務を戻せるかを試す
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
出典と更新の履歴
- ランサムウェア感染に関するお知らせ(最終報)2026.10.13
- ランサムウェア感染によるシステム障害の発生について(第1弾)2026.08.13