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No.01062026年9月3日 公表日本 東京その他生成AIが関わった事故

健康サービスの会社で、社員が個人で使う生成AIに特定保健指導の顧客情報をアップロードした。疾患情報も含まれていた

流出した、またはおそれのある件数
2万件

保険証記号番号、メールアドレス、氏名、生年月日、性別、一部の住所・電話番号、支援形態、疾患情報(高血圧症・糖尿病・脂質異常症)。委託元の1つは全体で19,996名分と公表した。

原因の種類
生成AIへの入力

業務の情報を生成AIに入力し、外部のサービスに残った事故

同じ原因の事故(2件)
公表日
2026.09.03

日本 東京 その他

特定保健指導を受託する健康サービスの会社で、社員がデータ集計の作業中に、個人で使っている外部の生成AIサービスに顧客情報を誤ってアップロードした。データには保険証記号番号や疾患情報が含まれていた。作業した社員の申告で分かり、委託元の健康保険組合などが順次公表した。

この記事の内容
1. 何が起きたか2. なぜ起きたか3. どうすれば防げたか4. 自社に同じ原因があるか出典と更新の履歴

何が起きたか

この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、保険証記号番号、メールアドレス、氏名、生年月日、性別、一部の住所・電話番号、支援形態、疾患情報(高血圧症・糖尿病・脂質異常症)。委託元の1つは全体で19,996名分と公表したです。その後の対応と影響は、チャット履歴を削除し、学習利用を止める設定をした。サービス事業者にデータ削除を依頼した。個人情報保護委員会に報告した。委託元の健保組合の1つは新規の受付を止めたです。

原因になったのは「社員が個人で使う外部の生成AIサービスに顧客データをアップロードした」です。生成AIで作ったもの、または生成AIの使い方が事故に関わっています。

  1. 中心 直接の原因確定

    社員が、会社が許可していない個人利用の外部生成AIサービスに、特定保健指導の対象者データをアップロードした。

  2. 1つ外側 流出した情報確定

    保険証記号番号、メールアドレス、氏名、生年月日、性別、一部の住所・電話番号、支援形態、疾患情報(高血圧症・糖尿病・脂質異常症)。委託元の1つは全体で19,996名分と公表した。

  3. いちばん外側 その後の対応と影響確定

    チャット履歴を削除し、学習利用を止める設定をした。サービス事業者にデータ削除を依頼した。個人情報保護委員会に報告した。委託元の健保組合の1つは新規の受付を止めた。

(確定)は当事者が発表した内容、(報道)は報道にもとづく内容、(不明)は公表されていない内容です。

なぜ起きたか

公表文によると、社員は特定保健指導のデータを集計する作業の中で、個人で使っている生成AIサービスにデータを読み込ませた。会社は、許可されていない生成AIの業務利用の禁止を全社に改めて周知した。

原因の種類は「生成AIへの入力」です。業務の情報を生成AIに入力し、外部のサービスに残った事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は2件あります。

事故が起きてから公表されるまで

  1. 2026年8月20日データ抽出の作業中に生成AIサービスへの入力が起きる(委託元の健保組合の説明)
  2. 8月21日委託元の健保組合の1つが個人情報保護委員会に報告
  3. 8月28日別の委託元の健保組合が公表
  4. 9月2日委託元の健保組合が対象210名分を公表
  5. 9月3日会社が公表

どうすれば防げたか

上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。

止められた可能性がある所(当社の見立て)

業務で使ってよい生成AIを決めて法人契約の環境を用意し、個人アカウントのAIサービスに業務データを送れない設定にしていれば、入力を防げた可能性がある。

この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。

自社で確認する3つの手順

上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。

  1. 社員が業務で使ってよい生成AIサービスと、入れてよい情報の範囲を文書で確認する
  2. 個人アカウントの生成AIサービスへのファイル送信を制限できるか確認する
  3. 要配慮個人情報を扱う作業の手順に、生成AIを使わない工程を明記する

自社に同じ原因があるか

当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。

結果はこの画面にだけ表示されます。入力した内容は送信されません。

出典と更新の履歴

2026.09.03記事を掲載

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