何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、応募者の氏名(カナ)、メールアドレス、電話番号、一部は生年月日・住所。電子契約サービスでは個人番号、基礎年金番号、口座情報を含む契約者情報。約39万人(調査中)です。その後の対応と影響は、ツールへのアクセスを遮断し、パッチを当てた。データベースの接続情報を更新し、企業ユーザーのパスワードを強制的にリセットした。個人情報保護委員会に速報を出し、警察に相談したです。
原因になったのは「社内で使うデータ分析ツールの脆弱性を悪用された」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。
- 中心 直接の原因確定
会社が利用しているデータ分析ツールの脆弱性を突いた第三者による不正アクセス。ツールの製品名は公表されていない。
- 1つ外側 流出した情報確定
応募者の氏名(カナ)、メールアドレス、電話番号、一部は生年月日・住所。電子契約サービスでは個人番号、基礎年金番号、口座情報を含む契約者情報。約39万人(調査中)。
- いちばん外側 その後の対応と影響確定
ツールへのアクセスを遮断し、パッチを当てた。データベースの接続情報を更新し、企業ユーザーのパスワードを強制的にリセットした。個人情報保護委員会に速報を出し、警察に相談した。
なぜ起きたか
公表文によると、データ分析ツールの脆弱性を突いた第三者が、約1か月にわたり不正にアクセスしていた。会社は不正アクセスに使われたアカウントを無効にし、データベースの接続情報を更新した。
原因の種類は「不正アクセス」です。第三者がシステムに入り、情報を見たり持ち出したりした事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は131件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 2026年8月9日不正アクセスが始まる
- 9月7日異常なアクセスログを検知し、ツールへのアクセスを遮断
- 9月9日初報を公表
- 9月30日利用企業の飲食チェーンが自社分5,784件を公表
- 10月9日続報で約39万人と公表
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)データ分析ツールを外部から接続できない場所に置き、本番データベースへの接続情報をツールに持たせる範囲を絞っていれば、被害を小さくできた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- データ分析ツールやBIツールが本番のデータベースにどの権限で接続しているか確認する
- 分析ツールがインターネットから接続できる状態か確認する
- マイナンバーや口座情報を分析用のデータから外せるか確認する
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
出典と更新の履歴
- 不正アクセスによる個人データ漏えいの可能性に関するお知らせ2026.09.09
- 吉野家ホールディングス:ApplyNowへの不正アクセスに関するお知らせ2026.09.30
- ApplyNow 提供の採用管理プラットフォームに不正アクセス(ScanNetSecurity)2026.09.25