何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、約6万件のアカウント。「アザス」では氏名・生年月日・性別・メールアドレス・所属・体温情報など、「するーぷ」ではメールアドレス・生年月・性別・郵便番号・職業・年収(任意)など。パスワードは管理していないため漏えいはないとしているです。その後の対応と影響は、9月16日に不正アクセスの経路を遮断した。対象の顧客に登録メールアドレスで個別に連絡し、Metabaseの利用を終えてより安全な環境へ移すとしているです。
原因になったのは「BIツール「Metabase」の脆弱性」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。
- 中心 直接の原因確定
データ集計・分析に使っていたBIツール「Metabase」の脆弱性を悪用した不正アクセス。
- 1つ外側 流出した情報確定
約6万件のアカウント。「アザス」では氏名・生年月日・性別・メールアドレス・所属・体温情報など、「するーぷ」ではメールアドレス・生年月・性別・郵便番号・職業・年収(任意)など。パスワードは管理していないため漏えいはないとしている。
- いちばん外側 その後の対応と影響確定
9月16日に不正アクセスの経路を遮断した。対象の顧客に登録メールアドレスで個別に連絡し、Metabaseの利用を終えてより安全な環境へ移すとしている。
なぜ起きたか
データ集計に使っていたBIツール「Metabase」に脆弱性があり、第三者がそれを使ってツールに入り、顧客情報を取得した。悪用された脆弱性の番号や、修正版を当てていなかった理由は公表されていない。
原因の種類は「不正アクセス」です。第三者がシステムに入り、情報を見たり持ち出したりした事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は131件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 9月16日、システムの異常を検知し調査を始めた
- 同日、第三者による不正アクセスと顧客情報の取得を確認し、経路を遮断した
- 9月18日、公表し、対象の顧客に個別連絡を始めた
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)社内の分析用BIツールをインターネットから接続できない場所に置き、修正版が出たらすぐ当てる担当と期限を決めておけば、防げた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- 社内で使っているBIツールや分析ツールを洗い出し、インターネットから接続できるかを確かめる
- 各ツールの版を確かめ、公表済みの脆弱性に対する修正版を当てているか確かめる
- BIツールがつながるデータベースの権限が、閲覧に必要な範囲だけになっているか確かめる
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
出典と更新の履歴
- 不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ2026.09.18
- JGC Digital が利用する BI ツール「Metabase」に不正アクセス、約 6 万件の情報が取得されたことを確認(ScanNetSecurity)2026.10.09