何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、約30万ドメインを調べ、1万6326件のデータベースで表が読めた。半数以上に個人情報。一部にパスワードと認証トークン、ごく一部にカード情報。例として米国の駐車代行サービスの顧客10万件超、カナダの移民手続きサービスの利用者約5000件(平文パスワード884件)があるです。その後の対応と影響は、UpGuardは影響の大きい運営者に連絡した。サービス会社の責任者は「安全な初期設定と道具を提供しており、設定は利用者が管理する」と述べた。第三者がデータを取得したかどうかは確かめられていないです。
原因になったのは「データベースの行単位アクセス制御(RLS)の未設定と公開キーの誤用」です。生成AIで作ったもの、または生成AIの使い方が事故に関わっています。
- 中心 直接の原因報道
アプリの運営者が、行単位のアクセス制御(RLS)を設定していなかったか、設定が働いていなかった。公開用のキーで表が読める状態だった。
- 1つ外側 流出した情報報道
約30万ドメインを調べ、1万6326件のデータベースで表が読めた。半数以上に個人情報。一部にパスワードと認証トークン、ごく一部にカード情報。例として米国の駐車代行サービスの顧客10万件超、カナダの移民手続きサービスの利用者約5000件(平文パスワード884件)がある。
- いちばん外側 その後の対応と影響報道
UpGuardは影響の大きい運営者に連絡した。サービス会社の責任者は「安全な初期設定と道具を提供しており、設定は利用者が管理する」と述べた。第三者がデータを取得したかどうかは確かめられていない。
なぜ起きたか
管理画面で作った表は初期設定でRLSが有効になるが、SQLや他の道具で作った表は開発者が自分で有効にする必要がある。新しく作られるデータベースの6割超がAIを使った開発によるもので、UpGuardは運営者が設定を把握していないことが共通点だと説明した。すべてがAIで作られたことは証明されていない。
原因の種類は「設定ミス」です。公開範囲やアクセスの設定を誤り、外から見える状態になった事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は13件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- UpGuardがサービスを使う約30万ドメインを調べる
- 1万6326件のデータベースで表が読めることを確かめる
- 影響の大きい運営者に連絡する
- 2026年9月25日調査結果が報じられる
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)AIで作ったアプリを公開する前に、全ての表でアクセス制御が有効か、公開キーで読める範囲が意図どおりかを確かめていれば、外部から読める状態を防げた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- 自社のアプリが使うデータベースの表を一覧にし、全ての表でアクセス制御が有効かを確かめる
- ログインしていない状態で、公開キーを使って表が読めないかを試す
- AIや外部に作らせたアプリは、公開前にデータベースの設定を人が確認する手順を入れる
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
出典と更新の履歴
- Some Supabase customers are publicly exposing reams of people's data to the web(TechCrunch)2026.09.25
- Over 16,000 Supabase databases expose PII, passwords, auth tokens(BleepingComputer)2026.09.28