何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、Google Workspace分はメールアドレス・氏名など1,646人分(読者・取材先の情報は含まない)。Microsoft 365分は送信先のメールアドレスと氏名、一部のメール内容で、件数は調査中です。その後の対応と影響は、パスワードを変更し、その後の不正ログインは確認されていない。個人情報保護委員会に報告した。なりすましメールの送信先へ個別に連絡し削除を依頼したです。
原因になったのは「社員の業務用クラウドアカウントへの不正ログイン」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。
- 中心 直接の原因確定
社員の業務用クラウドアカウント(Google WorkspaceとMicrosoft 365)に外部から不正ログインされた。ログインに使われた経路や手口は公表されていない。
- 1つ外側 流出した情報確定
Google Workspace分はメールアドレス・氏名など1,646人分(読者・取材先の情報は含まない)。Microsoft 365分は送信先のメールアドレスと氏名、一部のメール内容で、件数は調査中。
- いちばん外側 その後の対応と影響確定
パスワードを変更し、その後の不正ログインは確認されていない。個人情報保護委員会に報告した。なりすましメールの送信先へ個別に連絡し削除を依頼した。
なぜ起きたか
Google Workspaceの件は8月上旬にグーグルからの通知で判明した。Microsoft 365の件は社員のアカウントが攻撃を受けたとみられる。どちらも侵入経路は公表されていない。
原因の種類は「不正アクセス」です。第三者がシステムに入り、情報を見たり持ち出したりした事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は131件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 7月下旬以降、社員のGoogle Workspaceアカウントに不正ログインがあった
- 8月上旬にグーグルからの通知で判明し、パスワードを変更した
- 9月30日に別の社員のMicrosoft 365アカウントから約9,000件のなりすましメールが送られた
- 10月4日に2件を公表し、個人情報保護委員会に報告した
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)業務用クラウドアカウントに多要素認証を必ず設定し、普段と違う場所からのログインを通知する設定にしておけば、不正ログインを防ぐか早く気づけた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- Google WorkspaceとMicrosoft 365の全アカウントで多要素認証が有効かを管理画面で確かめる
- 海外や見慣れない端末からのログインを通知する設定があるかを確かめる
- 1つのアカウントから短時間に大量のメールが送られたときに止める設定を確かめる
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
出典と更新の履歴
- 社員のアカウントへの不正ログインについて(Google Workspace)2026.10.04
- 社員のアカウントへの不正ログインについて(Microsoft 365)2026.10.04