何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、約11万名の氏名、メールアドレス、口座番号などと、個人を特定できない問い合わせを合わせて約22万件です。その後の対応と影響は、対象者へ個別に連絡する。漏えいの可能性がある情報では口座へのアクセスや取引はできず、不正な取引は確認されていない。専用窓口を設け、他の委託先の点検を進めているです。
原因になったのは「問い合わせ管理サービスの提供会社のサーバーへの不正アクセス」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。
- 中心 直接の原因確定
問い合わせ管理サービスを提供する株式会社スカラコミュニケーションズのサーバーに、10月2日夜から3日朝にかけて不正アクセスがあった。
- 1つ外側 流出した情報確定
約11万名の氏名、メールアドレス、口座番号などと、個人を特定できない問い合わせを合わせて約22万件。
- いちばん外側 その後の対応と影響確定
対象者へ個別に連絡する。漏えいの可能性がある情報では口座へのアクセスや取引はできず、不正な取引は確認されていない。専用窓口を設け、他の委託先の点検を進めている。
なぜ起きたか
委託先のサーバーに不正アクセスがあり、そこに保存されていた問い合わせ履歴が取得された形跡が確認された。委託先で不正アクセスが可能になった経緯は公表されていない。
原因の種類は「委託先での事故」です。業務を任せていた会社のシステムで起きた事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は40件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 10月2日20時33分ごろ〜3日8時1分ごろ、委託先サーバーへ不正アクセス
- 10月3日、委託先から証券会社へ連絡
- 10月5日、公表し専用窓口を開設
- 既存の委託先の点検を開始
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)問い合わせ管理のような外部サービスに保存される顧客情報の量と保存期間を把握し、古い履歴を消す設定や、委託先の安全対策の確認を定期的に行っていれば、漏えいの範囲を小さくできた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- 顧客情報を保存している外部サービス(問い合わせ管理、メール配信など)を一覧にする
- それぞれに何年分の履歴が残っているか確認し、不要な分を消す設定があるか確認する
- サービス提供会社の安全対策(多要素認証、脆弱性対応)を書面で確認する
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
出典と更新の履歴
- 外部委託先への不正アクセスによるお客様情報の漏洩の可能性について2026-10-05