何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、氏名、連絡先、個人を特定しない一部のアカウント情報。人数は公表されていない。支払いカード情報とパスワードは見られていないと説明したです。その後の対応と影響は、対象のサービスへの接続を止め、外部の専門家・警察・規制当局と調査している。英国の国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)は、顧客全員が影響を受けたものとして不審な連絡に注意するよう呼びかけたです。
原因になったのは「信頼できる相手を装った社員へのなりすましと、ログイン情報の詐取」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。
- 中心 直接の原因確定
第三者が信頼できる相手を装って社員からログイン情報を聞き出し、その情報で会社が使う外部のサービスに入った。
- 1つ外側 流出した情報確定
氏名、連絡先、個人を特定しない一部のアカウント情報。人数は公表されていない。支払いカード情報とパスワードは見られていないと説明した。
- いちばん外側 その後の対応と影響報道
対象のサービスへの接続を止め、外部の専門家・警察・規制当局と調査している。英国の国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)は、顧客全員が影響を受けたものとして不審な連絡に注意するよう呼びかけた。
なぜ起きたか
会社の説明では、外部の者が信頼できる連絡相手を装って社員に接触し、ログイン情報を手に入れた。その情報で、顧客への連絡に使う外部のサービスに入り、アプリへの通知も送った。外部サービスの名前は公表されていない。
原因の種類は「認証情報の漏れ」です。IDやパスワードが漏れ、なりすましで入られた事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は28件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 2026年10月6日午前アプリ利用者に、攻撃者が書いた通知が届く
- 2026年10月6日会社が不正な操作と氏名・連絡先が見られたおそれを公表する
- 2026年10月8日ごろ会社が社員へのなりすましによるログイン情報の詐取が原因と説明する
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)外部サービスへのログインに、だまし取られても使えない認証方式(物理キーなど)を求め、知らない相手からの依頼で認証情報を伝えない手順を徹底していれば、侵入を止められた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- 顧客への通知やメール配信に使う外部サービスと、そこに入れる社員の一覧を作る
- それぞれのログインに多要素認証、できればフィッシングに強い方式を設定する
- 電話やチャットでログイン情報や認証コードを求められた時の確認手順を決め、社員に伝える
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
出典と更新の履歴
- ASOS links data breach to social engineering attack, credential theft(BleepingComputer)2026.10.08
- ASOS Hackers Hijack App Notifications, Claim Snowflake Data Breach(Hackread)2026.10.06