何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、氏名、住所、電話番号、生年月日、処方の情報。人数は公表されていないです。その後の対応と影響は、8月21日に事態を見つけ、9月4日にデータの確認を終えた。10月8日から通知書を郵送し、信用情報の監視と被害回復サービスを無料で提供する。ランサムウェア・恐喝のグループ「Direwolf」が犯行を主張したです。
原因になったのは「自社で運用するBIツール(Metabase)の未知の脆弱性」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。
- 中心 直接の原因確定
自社サーバーで動かしていた第三者製のデータ分析ツール(Metabase)に、未知の脆弱性(ゼロデイ)があり、攻撃者がそれを突いた。
- 1つ外側 流出した情報確定
氏名、住所、電話番号、生年月日、処方の情報。人数は公表されていない。
- いちばん外側 その後の対応と影響報道
8月21日に事態を見つけ、9月4日にデータの確認を終えた。10月8日から通知書を郵送し、信用情報の監視と被害回復サービスを無料で提供する。ランサムウェア・恐喝のグループ「Direwolf」が犯行を主張した。
なぜ起きたか
社内で使うデータ分析ツールに処方などのデータが保存されていて、そのツールの未知の脆弱性から読み出された可能性がある。侵入の詳しい経緯は公表されていない。
原因の種類は「不正アクセス」です。第三者がシステムに入り、情報を見たり持ち出したりした事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は131件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 2026年8月21日会社が事態を見つける
- 2026年9月4日データの確認を終える
- 2026年10月8日対象者に通知書の郵送を始める
- 2026年10月13日報道で公になる。恐喝グループが犯行を主張する
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)分析ツールに入れるデータを必要な項目に絞り、ツールをインターネットから直接使えないようにしていれば、未知の脆弱性を突かれても被害を小さくできた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- 社内で使うデータ分析ツールと、そこに保存している個人情報を一覧にする
- 分析ツールの管理画面がインターネットから見えないかを確かめる
- 分析用のデータから氏名や生年月日を外すか、別の番号に置き換える
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。