何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、患者に関わる文書(やりとりの文書で、カルテ全体ではないと説明)。対象の人数と項目は確認中。件数は公表されていない。3万1千件超という数字は報道で伝えられた主張です。その後の対応と影響は、事故対応の計画を始め、影響を受けたシステムのアクセス権を再設定した。外部の専門家と調べ、オーストラリア連邦警察と関係当局に報告した。対象の文書の写しを手に入れ、対象の患者に直接連絡すると説明した。診療と主な患者管理のシステムには影響が無いと説明したです。
原因になったのは「委託先が運用するファクスをメールに変換するシステムへの不正アクセス」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。
- 中心 直接の原因確定
外部の者が、委託先が運用するファクスをメールに変換するシステムに不正にアクセスした。侵入の手口は公表されていない。
- 1つ外側 流出した情報確定
患者に関わる文書(やりとりの文書で、カルテ全体ではないと説明)。対象の人数と項目は確認中。件数は公表されていない。3万1千件超という数字は報道で伝えられた主張。
- いちばん外側 その後の対応と影響確定
事故対応の計画を始め、影響を受けたシステムのアクセス権を再設定した。外部の専門家と調べ、オーストラリア連邦警察と関係当局に報告した。対象の文書の写しを手に入れ、対象の患者に直接連絡すると説明した。診療と主な患者管理のシステムには影響が無いと説明した。
なぜ起きたか
医療グループの説明では、侵入されたのは委託先が外部で運用するファクス変換のシステムで、患者の情報をやりとりする主なシステムではない。侵入の時期と手口は公表されていない。
原因の種類は「委託先での事故」です。業務を任せていた会社のシステムで起きた事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は40件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 時期は公表されていない委託先のファクス変換システムに外部の者が入る
- 報道患者の文書がハッカーのフォーラムで売りに出される
- 2026年10月12日医療グループが自社サイトで不正アクセスを公表する
- 2026年10月15日公表文を更新し、対象の確認と患者への連絡を進める
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)ファクスの変換や文書の転送のように主な業務システムの外で患者の情報を扱う委託先のサービスを洗い出し、保管期間とアクセスの管理を確かめていれば、見られる文書の量を減らせた可能性がある。
この見立ては、公表された原因から当社が考えたものです。当事者の調査の結果とは異なる場合があります。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- ファクス、メール転送、文書変換など、個人情報が通る委託先のサービスを一覧にする
- それぞれのサービスで文書が何日残るかを確かめ、不要な保管をやめる
- 委託先との契約で、事故が起きた時に何時間以内に知らせるかを確かめる
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。