何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、宛先のメールアドレス45件。うち個人情報に当たるものは25件です。その後の対応と影響は、送信直後に誤りに気づき、関係者に謝罪とメールの削除を依頼した。個人情報に当たるアドレスの関係者には、電話でも謝罪した。被害は確認されていないです。
原因になったのは「BCC欄に入れるべき宛先を、受信者どうしが見える状態で送信」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。
- 中心 直接の原因確定
港湾統計調査の専用端末からメールを送る際、BCC欄に入れるべき宛先を、受信者が互いに見える状態で送信した。
- 1つ外側 流出した情報確定
宛先のメールアドレス45件。うち個人情報に当たるものは25件。
- いちばん外側 その後の対応と影響確定
送信直後に誤りに気づき、関係者に謝罪とメールの削除を依頼した。個人情報に当たるアドレスの関係者には、電話でも謝罪した。被害は確認されていない。
なぜ起きたか
メールは港湾統計調査の専用端末から送られた。市は再発防止策として、複数の外部の相手には市の端末の全庁OAメール(自動でBCC送信する機能がある)を使うこと、専用端末も自動ですべてのメールをBCC送信する設定に変えることを挙げている。
原因の種類は「誤送信」です。メールや書類を、本来と違う相手に送った事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は8件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 9月30日11時15分職員が専用端末から関係者45件へメールを送り、宛先が互いに見える状態になる
- 送信直後誤りに気づき、謝罪とメール削除の依頼を連絡する
- 個人情報に当たるアドレスの関係者に、電話で重ねて謝罪する
- 10月2日市が報道発表
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)外部の複数の相手にメールを送る端末で、宛先を自動でBCCにする設定を最初から入れていれば、入力を誤ってもアドレスは互いに見えなかった。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- 外部の複数の相手にメールを送る端末とアカウントを洗い出す
- それぞれで自動BCCや一斉配信サービスを使えるか確認する
- 部署専用の端末が、全社のメール設定から外れていないか確認する
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
出典と更新の履歴
- 個人情報(メールアドレス)の流出事案について(福岡市 港湾空港局物流推進課)2026.10.02
