何が起きたか
この事故で流出した、または流出したおそれがある情報は、当選者58人のメールアドレスです。その後の対応と影響は、担当社員が送信直後に気づき、58人にお詫びとメールの削除を依頼するメールを送った。社員やスタッフに個人情報の扱いについて注意喚起と研修を行うとしているです。
原因になったのは「当選通知メールの宛先を、BCC欄ではなくCC欄に入力」です。公表された内容では、生成AIは事故に関わっていません。
- 中心 直接の原因確定
当選者に通知メールを送る際、58人分のメールアドレスをBCC欄ではなくCC欄に入力して送信した。
- 1つ外側 流出した情報確定
当選者58人のメールアドレス。
- いちばん外側 その後の対応と影響確定
担当社員が送信直後に気づき、58人にお詫びとメールの削除を依頼するメールを送った。社員やスタッフに個人情報の扱いについて注意喚起と研修を行うとしている。
なぜ起きたか
公表文は、BCC欄に入れるべき宛先をCC欄に入れたと説明している。送信前の確認の手順や、一斉配信の仕組みを使っていたかは公表されていない。
原因の種類は「誤送信」です。メールや書類を、本来と違う相手に送った事故を指します。このサイトに掲載している事故のうち、同じ種類の原因で起きた事故は8件あります。
事故が起きてから公表されるまで
- 10月9日14時29分担当社員が当選通知メールを送る際、58人分のアドレスをCC欄に入力して送信
- 送信直後誤りに気づき、58人へお詫びと削除依頼のメールを送る
- 同日公表
どうすれば防げたか
上の流れでは、最初から公表まで、途中で異常に気づいて止める仕組みが働いていません。
止められた可能性がある所(当社の見立て)同じ文面を多数の応募者に送る業務で、一斉配信サービスや宛先を1件ずつ分けて送る仕組みを使っていれば、CC欄への入力の誤りは起きなかった。
自社で確認する3つの手順
上から順に、短い時間で確認できるものを並べています。
- イベントやキャンペーンの事務局業務で、複数の応募者に同じメールを送る場面を洗い出す
- その場面で一斉配信サービスを使っているか、手作業でBCC欄に入れているかを確かめる
- 外部の宛先が複数ある時に、警告や送信の保留が出る設定があるか確認する
自社に同じ原因があるか
当てはまるものを選んでください。1つでも当てはまれば、この事故と同じ原因が自社にもある可能性があります。
